研究課題/領域番号 |
26281030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
齋藤 秀之 北海道大学, 農学研究院, 講師 (70312395)
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研究分担者 |
瀬々 潤 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 人工知能研究センター, 研究チーム長 (40361539)
小倉 淳 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 准教授 (60465929)
山口 高志 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 環境科学研究センター, 研究員 (90462316)
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研究協力者 |
野口 泉
齋藤 央嗣
谷脇 徹
家合 浩明
村中 康秀
須田 降一
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 環境影響評価 / ブナ林 / ゲノム / 遺伝子発現 / ゲノミクス / トランスクリプトーム / 環境ゲノミクス / ブナ |
研究成果の概要 |
森林生態系管理では複合的ストレス環境下で生育する樹木の環境影響を正しく評価する必要がある。本課題はブナ林を対象に、葉の遺伝子発現プロファイルに基づく環境影響評価に関する手法の開発を行った。ゲノム網羅的な発現遺伝子解析から樹勢の衰退と環境影響(酸化・高温・乾燥)を指標する遺伝子を選抜して主成分分析により指数化した。衰退指標は酸化影響と乾燥影響との間に有意な正の関係を示した。酸化影響は調査地のオゾン濃度と正の相関を示した。遺伝子ネットワーク解析はオゾンが遺伝子の機能不全をともなう成長低下の原因であることを示した。以上から、遺伝子発現解析はブナ林の環境影響評価を行う有望な手法であると考えられた。
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