研究課題/領域番号 |
26281034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 大阪府立公衆衛生研究所 |
研究代表者 |
大山 正幸 大阪府立公衆衛生研究所, 衛生化学部, 主任研究員 (40175253)
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研究分担者 |
東 賢一 近畿大学, 医学部, 准教授 (80469246)
竹中 規訓 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70236488)
礒濱 洋一郎 東京理科大学, 薬学部, 教授 (10240920)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | 大気汚染 / 喘息 / 亜硝酸 / 二酸化窒素 / 肺抵抗 / ラット / 肺気腫 / モルモット / 大気汚染物質 / TNF-α / Muc5ac / アレルギー・ぜんそく / 環境 / 衛生 / 社会医学 / 特異的気道抵抗 / 呼吸機能 / 動物曝露実験 |
研究成果の概要 |
多くの疫学調査により二酸化窒素(NO2)と喘息の関連は認められている。しかし、NO2の測定では亜硝酸もNO2として検出される。我々は亜硝酸の喘息に対する影響を検討するため、ラットに対する亜硝酸の曝露実験で喘息への影響の指標である肺抵抗などを調べることを目的とした。 実験の結果、亜硝酸曝露によりベースライン肺抵抗や肺気腫用変化の指標のLmは有意に増加した。しかし、炎症マーカーのTNF-αなどは増加せず、組織学的検索でも炎症性の変化は認められなかった。 今回の結果は亜硝酸は喘息につ強い影響を与えること、及び、疫学調査によるNO2と喘息の関連は亜硝酸が原因であることを示唆する。
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