研究課題/領域番号 |
26281035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
坪内 直人 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90333898)
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連携研究者 |
望月 友貴 北海道大学, 大学院工学研究院, 特任助教 (90546087)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 炭素系資源 / 高温プロセス / ハロゲン化水素 / 炭素活性サイト / 金属種 / 二次的反応 / 有機ハロゲン化合物 / 石炭 / 熱分解 / 燃焼 / ガス化 / フッ化水素 / 有機フッ素化合物 / 環境技術 / 環境対応 / 有害化学物質 / 表面・界面物性 / 塩化水素 / 有機塩素 / 微粉炭燃焼 / フライアッシュ / 有機フッ素種 / 表面カルシウム |
研究成果の概要 |
炭素系資源の加熱時に発生するHClの二次的反応を理解するため、フェノール樹脂由来の純炭素をO2賦活後、K、Ca、CuおよびZnをドープしたモデル炭素質物質を100 ppm HCl/N2中500℃で保持した。その結果、炭素は金属の有無に依らずHClと容易に反応し、その量は金属無しでは炭素活性サイトの増加で増大し、また、Ca、Cu、Zn存在下で大きくなった。さらに、これらの金属種共存下では、炭素単独に比べ、塩素化芳香族のXPSピークの強度が増大した。以上より、高温プロセス由来の有機塩素化合物は、HCl、炭素質物質(未燃炭素等)、金属種(Ca、Cu、Zn等)が関与する反応で生成することが見出された。
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