研究課題/領域番号 |
26281042
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
宮田 直幸 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授 (20285191)
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研究分担者 |
古田 世子 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, その他部局等, 専門員 (00508476)
岡野 邦宏 秋田県立大学, 生物資源科学部, 助教 (30455927)
桐山 徳也 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, その他部局等, 専門員 (40723862)
高田 潤 岡山大学, 自然科学研究科, 特任教授 (60093259)
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連携研究者 |
一瀬 諭 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 環境監視部門, 専門員 (10508443)
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研究協力者 |
池谷 仁里 兵庫県立大学, 生命理学研究科, 研究員 (30531579)
藤林 恵 秋田県立大学, 生物資源科学部, 助教 (70552397)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | マンガン酸化細菌 / メタロゲニウム粒子 / 貧酸素化 / 底層部物質循環 / 湖沼底層部 / 水圏現象 / 微生物 / 琵琶湖底層部 |
研究成果の概要 |
琵琶湖北湖今津沖の湖底では2002年以降、メタロゲニウム粒子と呼ばれるマンガン酸化物粒子の発生が観測されている。本研究では、マンガン酸化細菌によるメタロゲニウム粒子の生成機構を解析するとともに、北湖底層部でメタロゲニウム粒子生成をもたらす環境因子を特定し、現在の底層部環境がどのような状態にあるのか質的に評価することを目的とした。本研究の結果、メタロゲニウム粒子生成をもたらす底層部の環境条件として、貧酸素化に加えて多糖濃度が増大している可能性が挙げられた。さらに、上層部で発生した植物プランクトンが沈降し、底層部で多糖の供給源としてメタロゲニウム粒子生成に関与することが示唆された。
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