研究課題
基盤研究(B)
先行プロトタイプの貸出キット「ヒトの体の動きと運動」による検証を行なった。また歴史系博物館との連携プログラムとして、3つの展示プログラムを開発した。「組立式壁面展示」は3つの展示方法を検討し、展示を見る順番によって評価に変化があるかを検討した。「体験型インタラクティブ展示」の目的は、ポータブル性、共用性、また資料に触れる学習スタイルにおけるデジタルとアナログの融合性という課題を解決することであり、創造力を刺激するようなオリジナル銅鏡の制作も提供した。最後に2つのプロトタイプを発展させた「弥生時代でのキャンプ体験」の展示コンテンツを開発評価し、博学連携プログラム開発における手引きを提案した。
本研究で開発したミュージアムコンテンツは、タブレット端末に新しい「表現力による発見」と「インタラクティブな操作感」を与えることで、今までにない授業のスタイルを提案し、現物展示への関心を喚起する効果を持つ。本研究の特徴はこのように学校にいながら充実した博物館学習を行うことができるという点である。博物館に行くことができない学校にとっては、博物館に行くことに匹敵するような体験を行うことで今後の学習への足がかりとなる。また本研究によって「教師と学芸員の連携不足」という課題の克服にもつなげることができ、博学連携教育に寄与することが期待できる。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 11件)
International Journal of Asia Digital Art and Design
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