研究課題/領域番号 |
26282010
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
|
研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
高増 雅子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (20120769)
|
研究分担者 |
天野 晴子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (50299905)
佐々井 啓 日本女子大学, 家政学部, 研究員 (60017241)
飯田 文子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (60160826)
望月 一枝 日本女子大学, 家政学部, 研究員 (60431615)
|
研究協力者 |
川口 えり子
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 発展途上国 / 生活支援 / 教材開発 / 学校給食 / ラオス / 女性リーダー / 食教育支援 / ワークショップ / 持続可能 / 女性リーダー育成 / 食教育 / 女性支援 / 教材研究 / 人材育成 / 開発途上国 / 女性の自立 / 地域社会活動 / 途上国 / 自立支援 |
研究成果の概要 |
本研究では、ラオス北部地域を中心に、教育関係者への食教育のためのスキルや知識の伝達,教材作成等の開発と共働の可能性を検討した。一部地域(ラー群ウドムサイ県)での試行的段階として,米飯を中心とする学校給食プログラムを実施した。ここで提案した学校給食プログラムは,ラオスで生産され,常食である米飯を給食に用いたプログラムで,女子の就学率向上,ならびに初等教育中の反復および中退率の縮小を実証することができた。現在,学校給食プログラムは,ラオス国の39の貧困を抱える郡で優先的実施が計画されるという実績を,得ることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,発展途上国における持続可能な生活支援として,日本における家庭科教育の手法を生かし,教育に主眼を置きつつ,衣食住,家族,経済,女性支援を専門とする家政学の見地から,研究を進めていった。 本研究は,家政学の縦断的研究的意義もあり,この研究で得られた成果は,今後の家庭科教育に生かせるものと考える。また,発展途上国の貧困に陥りやすい子どもや女性を対象とした本研究は,ジェンダー視角からアプローチすることができる家庭科教育の視点で,生活のボトムアップを図ることに社会的意義があると考える。
|