研究課題/領域番号 |
26282073
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
近藤 智嗣 放送大学, 教養学部, 教授 (70280550)
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研究分担者 |
有田 寛之 独立行政法人国立科学博物館, 経営管理部, 専門員 (70342938)
真鍋 真 独立行政法人国立科学博物館, 地学研究部, コレクションディレクター (90271494)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | コンピュータビジョン / 行動分析 / 複合現実感 / 展示システム / インテリジェント化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,博物館の展示メディアに複合現実感技術を応用し,そのシステムをインテリジェント化することであった。本研究のキーワードには、1)コンピュー タビジョン,2)行動分析,3)複合現実感,4)展示システム,5)インテリジェント化の5つの要素技術と挙げ、これらが融合されることで,新たな展示システムを提案するものであった。特にバーチャルリアリティ(人工現実感)とAI(人工知能)技術は、ここ数年間で格段に進歩した。本研究ではこれらの技術を応用した始祖鳥のコンテンツなどを開発した。また、アイトラッカーで視線を計測することによって行動分析し、博物館における新しい展示方法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
博物館を訪れる大きな意義には、展示されている資料を観察・鑑賞すること、つまり実際のモノを間近で見られることである。しかし、モノだけ展示しても、その資料の貴重さや背景などを伝えることは難しく、その資料の背景情報などを含めて展示される工夫が多くなされている。その展示解説の方法として、本研究では複合現実感技術を応用したものである。また、博物館の特別展など多くの来館者が訪問する際には、資料を一瞬見ることができる程度の場合もあり、来館前に資料についての基礎知識などを学習できる環境も重要と考えられる。本研究では、来館前と来館時の展示解説を提案したものである。
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