研究課題/領域番号 |
26282134
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 賢 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (00322850)
|
研究協力者 |
小林 慎吾 九州大学, 先導物質化学研究所, 特任准教授 (70625110)
千場 隆志 山形大学, 有機材料システム研究推進本部 (00469769)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
|
キーワード | 血液適合性 / がん細胞 / 血球細胞 / 水和構造 / 中間水 / 表面 / 癌細胞 / バイオ界面 / 細胞接着 / 癌細胞接着 / 生体適合性 |
研究成果の概要 |
癌の簡便な早期診断手法の開発のためには、初期の癌組織から血液中に漏出される希少な癌細胞を選択的に補足できる血液適合性に優れた材料が必要である。本研究では、申請者が世界で初めて発見した血液適合性高分子の水和構造制御による癌細胞の選択的接着現象に着目した。高分子の化学構造と物性に変化による高分子鎖への水和状態と血液適合性・選択的癌細胞接着性との関係を調べた。新規に合成した血液適合性高分子の含水時に形成される中間水量に応じて、癌細胞がインテグリン依存および非依存的な接着機構で接着することが明らかになった。これらの血液適合性表面は、血中癌細胞の分離、薬剤スクリーニング技術に有益であると考えられる。
|