研究課題/領域番号 |
26282191
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
正田 純一 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90241827)
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研究分担者 |
柳川 徹 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10312852)
酒井 俊 筑波大学, 医学医療系, 講師 (30282362)
磯辺 智範 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70383643)
蕨 栄治 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70396612)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 肥満 / 脂肪性肝炎 / 転写因子 / 酸化ストレス / エンドトキシン / 遺伝子改変マウス / 生活習慣病 / 非アルコール性脂肪性肝炎 / 腸内細菌 / インスリン抵抗性 / 遺伝子レスキューマウス |
研究成果の概要 |
p62およびNrf2遺伝子の二重欠損マウス(DKO)マウスは,通常食飼育下で過食肥満とともにNASHを発症する.そこで,本マウスのNASH発症機序を腸管とKupffer細胞に主眼をおき解析した.腸内細菌叢の解析より,DKOでグラム陰性菌が増加しており,糞便及び血清中LPS濃度も増加していた.また,腸管透過性はNrf2-KO,DKOで亢進していた.DKOのKupffer細胞は炎症性サイトカインの発現レベルは増大していた.DKOのNASH発症には,p62欠損に起因する腸内グラム陰性菌の増加と,Nrf2欠損に起因する腸管上皮バリア機能の脆弱化により,LPSの肝への流入量が増加することが重要である.
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