研究課題/領域番号 |
26282204
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 姫路大学 (2017-2018) 京都教育大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
郷間 英世 姫路大学, 看護学部, 教授 (40234968)
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研究分担者 |
小谷 裕実 京都教育大学, 教育学部, 教授 (10294266)
池田 友美 摂南大学, 看護学部, 准教授 (70434959)
井上 和久 大谷大学, 文学部, 准教授 (70738583)
加藤 寿宏 京都大学, 医学研究科, 准教授 (80214386)
落合 利佳 大阪大谷大学, 教育学部, 教授 (80435304)
清水 里美 平安女学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (80610526)
牛山 道雄 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (90397836)
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研究協力者 |
田中 駿 兵庫教育大学, 学校教育学部大学院
大谷 多加志 京都国際社会福祉センター
大久保 圭子 赤穂養護学校
武藤 葉子 奈良教育大学, 特別支援教育研究センター
鈴木 万喜子 京都教育大学, 特別支援教育臨床実践センター
中市 悠 家森クリニック
郷間 安美子 京都国際社会福祉センター
川越 奈津子 長浜市こども発達支援センター
圓尾 奈津美 京都市保育園連盟
原口 喜充 大阪大学, 大学院
栗山 美紀子 山階保育園
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 社会性 / 幼児 / 尺度開発 / 発達 / 性差 / 行動 / 気になる子 / 発達障害 / 尺度 / 評価尺度 / 発達尺度 / 社会性行動発達評価 / 子育て |
研究成果の概要 |
性差を考慮した「幼児版社会性・行動評価尺度」の開発を行った。尺度は玩具や絵カードを用いた、子どもとのやりとりを通した個別検査であり、15分から20分の時間を要する。577人への予備調査の結果29課題が選択され、各課題に通過(合格)基準を設け、保育園に通う3~6歳の幼児を対象に標準化を行った。結果として得られた社会性得点は年齢とともに増加し、S-M社会生活能力検査と一定の相関も認められ、5歳までの幼児の社会性や行動を評価する方法のひとつとして利用可能と考えられた。性差の検討では、社会性の発達は幼児期後半で女児の方が早いことが想定されたが、性差が明らかでない年齢もあり今後の検討が必要と思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により開発された、性差を考慮した「幼児版社会性・行動発達評価尺度」は、社会性や行動を評価できる尺度として、1)子どもの社会性や行動の発達の遅れや知的発達とのアンバランスさの評価や経過観察に役立てることができる、2)発達発達障害児のスクリーニングや診断、また、障害児の支援方法の検討や療育の効果の判定に利用することができる、3)健常児、発達障害児や「気になる子」の性差の評価および性差の実態や原因の検討に利用することができる、などが考えられる。
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