研究課題/領域番号 |
26282218
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松本 理器 京都大学, 医学研究科, 准教授 (00378754)
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研究分担者 |
池田 昭夫 京都大学, 医学研究科, 特定教授 (90212761)
下竹 昭寛 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80726000)
菊池 隆幸 京都大学, 医学研究科, 助教 (40625084)
齊藤 智 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70253242)
國枝 武治 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (60609931)
澤本 伸克 京都大学, 医学研究科, 教授 (90397547)
辻本 悟史 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20539241)
大須 理英子 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, その他部局等, 研究員 (60374112)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 腹側言語経路 / 意味記憶 / 言語 / 皮質電気刺激 / 皮質皮質間誘発電位 / 神経心理 / 機能代償 / デコーディング / 意味認知機能 / 神経科学 / 言語科学 / てんかん / 皮質脳波 / 事象関連電位 |
研究成果の概要 |
近年、古典的な背側言語経路に加えて腹側言語経路が存在し、言語理解に関わる経路として重要視されている。我々は、この経路の機能、解剖および病態下の代償機転の包括的な解明を目指した。頭蓋内電極を用いた意味認知課題下の神経活動の計測・デコーディングと皮質電気刺激による介入から、側頭葉前方底部が意味認知機能の中核領域であり、前後方向に機能勾配が存在することを明らかにした。電気的線維追跡法(CCEP計測)から経路内の前頭葉・側頭葉間の機能的結合を明らかにした。てんかん外科手術での側頭葉前方領域切除患者の術前後の経時的な神経心理学的追跡から、同部位の意味認知機能のシステムレベルでの代償機転の解明に貢献した。
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