研究課題/領域番号 |
26283011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 名古屋商科大学 |
研究代表者 |
鎌田 真弓 名古屋商科大学, 経済学部, 教授 (20259344)
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研究分担者 |
村上 雄一 福島大学, 行政政策学類, 教授 (10302316)
長津 一史 東洋大学, 社会学部, 准教授 (20324676)
加藤 めぐみ 明星大学, 人文学部, 教授 (30247168)
飯笹 佐代子 東北文化学園大学, 総合政策学部, 教授 (30534408)
内海 愛子 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (70203560)
間瀬 朋子 東洋大学, 社会学部, 助教 (80751099)
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研究協力者 |
田村 恵子
永田 由利子
松本 博之
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 境域 / オーストラリア / インドネシア / 境界管理 / 越境移動 / 出稼ぎ労働者 / 漁民 / 難民 / 境域研究 / 行商人 / 地域研究 / 境界域 / 国際情報交換 / 契約労働者 / ボートピープル |
研究成果の概要 |
近代国家の成立とともにアラフラ海地域の領域化が進み、海に引かれた様々な形態の「境界」が登場した。さらに近年では検疫や難民審査といった脱領域的な「境界」も創り出されている。そうした「境界」は、人びとの生活圏を分断し、越境活動の誘因となってきた。時には非合法な活動へと転化させられながらも、越境集団は「経験知」を共有して生業活動や社会的ネットワークを変化させ、境域社会への適応と諸集団関係から生まれる「境界」の再編を行っている。このような生活に根ざした「境界」と、国家主権の行使の場としての「境界」との間に生まれる齟齬を明らかにすることによって、境域研究の新たな展開に向けた論点と可能性を提示した。
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