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歴史と現状からみた庭園の観光資源としての可能性に関する研究-欧州との比較から

研究課題

研究課題/領域番号 26283021
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 観光学
研究機関和歌山大学 (2016-2017)
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 (2014-2015)

研究代表者

小野 健吉  和歌山大学, 観光学部, 教授 (40194584)

研究分担者 井原 縁  奈良県立大学, 地域創造学部, 准教授 (10458044)
田代 亜紀子  北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (50443148)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワード庭園 / 観光 / 庭園観光 / 観光資源 / 日本庭園 / 英国庭園 / イタリア庭園 / 名勝 / 風景式庭園
研究成果の概要

観光資源として人気が高い日本と欧州の庭園を対象に、現地調査や研究会開催等によって、庭園が観光資源として機能するようになる歴史的経緯ならびに庭園観光の現状についての研究を進めた。その結果、歴史的には、日本では18世紀末には京都で庭園観光の一定のシステムが整えられていたこと、イタリアではローマにおいて16世紀に庭園公開の慣習が始まり、英国でも18世紀末までには特定階層を対象とした庭園観光が成立していたことなどが明らかになった。また、現在の観光資源としての庭園の運営においては、文化資源・自然資源という庭園の両面性に留意し、丁寧な管理、的確な情報提供、適切な事業展開などが求められること等を指摘した。

報告書

(5件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (18件)

すべて 2018 2017 2016 2015

すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 「三溪園の活用と運営の展望」2018

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      『観光学』

      巻: 18 ページ: 63-72

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「東京都所管文化財庭園の運営と活用」2018

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      『科学研究費報告書:観光資源としての庭園』

      巻: 2 ページ: 15-24

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] 「『都名所図会』にみる観光資源としての庭園」2018

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      『科学研究費報告書:観光資源としての庭園』

      巻: 2 ページ: 77-104

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] 「栗林公園の管理と活用」2018

    • 著者名/発表者名
      井原縁
    • 雑誌名

      『科学研究費報告書:観光資源としての庭園』

      巻: 2 ページ: 25-32

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] 「大名庭園の観光利用状況に関する考察」2018

    • 著者名/発表者名
      井原縁
    • 雑誌名

      『科学研究費報告書:観光資源としての庭園』

      巻: 2 ページ: 105-116

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] 「ガーデンツーリズムにみる歴史的庭園の保存と活用」2018

    • 著者名/発表者名
      田代亜紀子
    • 雑誌名

      『科学研究費報告書:観光資源としての庭園』

      巻: 2 ページ: 131-140

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] 東京都所管文化財庭園の観光を含めた活用の展望2017

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      観光学

      巻: 16号 ページ: 25-38

    • NAID

      120006030885

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 江戸時代後期の観光資源としての京都の庭園2017

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      観光資源としての庭園(1)

      巻: - ページ: 35-47

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [雑誌論文] 英国における庭園観光と庭園保存に関する一考察2017

    • 著者名/発表者名
      田代亜紀子
    • 雑誌名

      観光資源としての庭園(1)

      巻: - ページ: 7-17

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [雑誌論文] 近代の文化財保護制度と庭園の観光活用―「名勝」庭園と「観光資源」―2017

    • 著者名/発表者名
      井原 縁
    • 雑誌名

      地域創造学研究

      巻: 33 ページ: 143-169

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [雑誌論文] 栗林公園の管理と活用2017

    • 著者名/発表者名
      井原 縁
    • 雑誌名

      平成28年度「観光資源としての庭園」に関する研究会予稿集

      巻: - ページ: 41-48

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [雑誌論文] 江戸時代後期の観光資源としての京都の庭園―『都林泉名勝図会』の庭園描写から2016

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      観光資源としての庭園に関する研究会予稿集

      巻: なし ページ: 23-30

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [雑誌論文] 近代の文化財保護制度等と庭園の観光活用2016

    • 著者名/発表者名
      井原縁
    • 雑誌名

      観光資源としての庭園に関する研究会予稿集

      巻: なし ページ: 39-44

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [雑誌論文] イングリッシュ・ヘリテージとナショナル・トラストによる庭園観光運営2016

    • 著者名/発表者名
      田代亜紀子
    • 雑誌名

      観光資源としての庭園に関する研究会予稿集

      巻: なし ページ: 7-12

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [雑誌論文] 地域資源としての栗林公園2015

    • 著者名/発表者名
      井原 縁
    • 雑誌名

      百十四経済研究所調査月報

      巻: No.337 ページ: 22-29

    • NAID

      40020430654

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [雑誌論文] 英国における「資源」としての風景式庭園2015

    • 著者名/発表者名
      小野 健吉
    • 雑誌名

      奈良文化財研究所紀要2015

      巻: -

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [図書] 『観光資源としての庭園』(2)2018

    • 著者名/発表者名
      小野健吉(編著)
    • 総ページ数
      185
    • 出版者
      科学研究費成果刊行物
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [図書] 観光資源としての庭園(1)2017

    • 著者名/発表者名
      小野健吉(編)
    • 総ページ数
      89
    • 出版者
      (科学研究費成果出版物)
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2019-03-29  

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