研究課題/領域番号 |
26284002
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
一ノ瀬 正樹 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (20232407)
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研究分担者 |
ディーツ リチャード (DIETZ Richard / Dietz Richard) 山梨学院大学, 国際リベラルアーツ学部, 特任准教授 (10625651)
榊原 哲也 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20205727)
石原 孝二 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30291991)
松浦 和也 秀明大学, 学校教師学部, 講師 (30633466)
鈴木 泉 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (50235933)
野村 智清 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 助教 (90758939)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 因果 / 責任 / 放射線 / 避難弱者 / 震災関連死 / 復興 / ケア / 障害 / 予防 / 被害 / リスク / 合理性 / 記述性 / 規範性 / 災害 |
研究成果の概要 |
研究代表者の一ノ瀬は、「因果と責任」という古典的対関係を、原発事故後の被害の責任性という問題に沿って、現代哲学的に分析した。最終成果として、『福島はあなた自身』と題する報告書を2018年2月に発表し、避難弱者や震災関連死について、予防の不在という観点から、原因指定の適切性の度合いという問題を論じた。 榊原は、災害復興のための「ケアの現象学」を構想・展開した。鈴木は、哲学的な「復興」概念構築へ向けて、形而上学的思考をまとめた。松浦は、古代哲学研究と現代の最先端の議論と対比させつつ当研究主題の整理を行った。石原は、2018年2月に相馬市にて研究集会「震災/復興と障害をめぐる哲学対話」を開催した。
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