研究課題/領域番号 |
26284062
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
前川 喜久雄 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 音声言語研究領域, 教授 (20173693)
|
研究分担者 |
森 大毅 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10302184)
Rose Ralph (ROSE Ralph) 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (30404916)
河原 英紀 和歌山大学, 学内共同利用施設等, 名誉教授 (40294300)
渡辺 美知子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, プロジェクト非常勤研究員 (60470027)
|
研究協力者 |
Tseng Shu-Chuan 中央研究院, 語言学研究所, Research fellow
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
|
キーワード | フィラー / 自発音声 / F0抽出 / 日本語 / 英語 / 中国語 / 声質 / 発声様式 / 日本語話し言葉コーパス / filled pause / コーパス / 母音の調音 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
研究計画にそって日本語・英語・中国語のフィラーを音声学的に研究した。日本語については①フィラー中の母音の声質が通常の単語中の母音とは組織的に異なることを示した。英語については、②節頭のフィラーの生起確率に影響を及ぼす言語的要因の解明を進め、また③日本人英語学習者のフィラーを英語ネイティブのフィラーと比較し、学習レベルによる変化の進み方を解明した。中国語については④上記①と同様の分析を行い、日本語と同一の結果を得たが、母音音質の変化の方向等には言語に依存した差異も確認した。最後に⑤声質の著しい変化を伴うフィラー音声から音声基本周波数(F0)情報を安定して抽出できる計算アルゴリズムを開発した。
|