研究課題/領域番号 |
26284083
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
村田 久美子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10229990)
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研究分担者 |
矢野 安剛 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 名誉教授 (00130857)
野澤 佑佳子 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 講師(任期付) (30737771)
飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
小中原 麻友 神田外語大学, 外国語学部, 講師 (80580703)
土屋 慶子 東海大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (20631823)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 応用言語学 / ELF / 英語教育 / ESP / 社会言語学 / ① 応用言語学 / ② ELF / ③ 英語教育 / ④ ESP / ⑤ 社会言語学 |
研究成果の概要 |
本研究の主な成果はELF概念理解の深化、高等教育、特に英語を媒介とした授業(EMI)でのELF使用実態の解明―EMI環境下、多様な言語文化背景の学生がELFを用い如何にコミュニケーションを図っているかを明らかにする-と同時に、学生のELFコミュニケーションへの意識及び英語力の捉え方の変化を質的分析で詳細に描写、加えてビジネス現場の多様なELF使用の実態を明らかにし、また、アジアでのビジネスピープルインタビュー調査では多言語多文化背景の中でのELFコミュニケーションの多層性、多様性を浮き彫りにした。最後に、これらに基づいたELFに対する意識変革と教育への示唆と提言も成果として挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際共通語としての英語 (ELF) 使用は国内外で急激に増加している。本研究ではELF使用の実態調査をビジネス及び高等教育双方の現場でアンケート調査、インタビュー、実際のやり取りの録音という形を組み合わせ実施、会話分析、談話分析的手法及び民俗誌学的な視点も取り入れつつ、デイスコース、プラグマテイックレベルでのコミュニケーション上の問題点に注目しながら詳細な質的分析を行い、実際のELF使用場面で何が起こっているかを調査、ELFコミュニケーションで求められている英語力とは何かを解明し、グローバル人材育成の為の英語教育に積極的に貢献しようと意図した点で学術的にも社会的にも意義深い。
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