研究課題/領域番号 |
26284096
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
飯塚 一幸 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50259892)
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研究分担者 |
村田 路人 大阪大学, 文学研究科, 教授 (40144414)
宇野田 尚哉 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50324893)
奥村 弘 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (60185551)
高槻 泰郎 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (70583798)
田中 康二 皇學館大学, 文学部, 教授 (90269647)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 日本史 / 思想史 / 酒造業 / 近代化 / 国学 |
研究成果の概要 |
伊丹市の小西家は日本を代表する酒造家である。本研究は、小西酒造の蔵から発見された新資料を対象に、①その目録化を図る、②新資料を基に学際的研究を行う、③学際的研究の成果を書籍として刊行する、ことを目的とした。 本研究の成果は以下の通りである。(1)文書については2万8133点、典籍については1279点を目録化した。(2)「小西家資料研究会」を立ち上げ、小西家を取り巻く人的ネットワークと、それを基に小西家が伊丹地域の近代化を支えた実態を明らかにした。(3)研究代表者・研究分担者、研究会に参加した若手研究者により、論文集を刊行することで出版社と合意した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
伊丹市の小西家は日本を代表する酒造家である。本研究は、小西酒造の蔵から発見された新資料を主な対象として、在来産業の担い手である小西家が酒造業で蓄積した富に依拠しつつ、①大坂の両替商長田家との親族関係を基に、その膨大な典籍を引き継ぎ蔵書とし、②伊丹小学校の設立を主導して財政的に支え、③大阪財界の進める鉄道事業に関わるなど、伊丹地域の近代化を経済・教育・文化といった多方面から支えた実態を明らかにした。
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