研究課題/領域番号 |
26285029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 桜美林大学 (2017-2018) 新潟県立大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
猪口 孝 桜美林大学, 総合研究機構, 特別招聘教授 (30053698)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 民主主義 / 代表民主主義 / 直接民主主義 / 多元的民主主義 / 超国家的民主主義 / 地球民主主義 / 世界的市民の選好 / 多国間条約への参加 / 超国家民主主義 / 代表制民主主義 / デジタル化の社会 / 社会のグローバル化 / 超国家的組織 / 共同体制民主主義 / 手続き的民主主義 / 熟慮型民主主義 / 監視型民主主義 / 地球市民制民主主義 / 日本市民の不満と不安 |
研究成果の概要 |
計数化・全球化された時代において、民主主義は分析するのに複雑なだけでなく、民主主義そのものの意味が難しく扱いにくいものとなっている。この研究においては以下のことを課題とした。1)様々な民主主義の概念を探求、2)代表民主主義に対する不満:日本・インドネシア・マレーシアでのオムニバス世論調査を通して日本とASEAN国を比較、3)アメリカ大統領選挙を通して、米国以外の国に住む地球市民がもつ不満を世論調査から明らかにする、4)計数化・全球化された時代における、多国間条約を地球疑似立法として概念化し実証的に分析する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
20世紀末までに国連加盟国193ヵ国のうち120ヵ国がおおむね民主主義体制をとっている。しかし、民主政治は計数化された全球化が20世紀第4・四半世紀から加速されており、民主主義と全球化の咀嚼が顕著になっている。この事をまずはしっかりと取り上げ、解剖していくことの学術的意味は非常に高く評価されている。 社会的意義は、国連のSDGs(Sustainable Development Goals)を見てもわかるように、一国民主主義ではなく多国間民主主義、地球社会契約という観点でなければならなくなってきている。
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