研究課題/領域番号 |
26285070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
須齋 正幸 長崎大学, 経済学部, 教授 (40206454)
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研究分担者 |
森保 洋 長崎大学, 経済学部, 教授 (10304924)
鳥海 不二夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30377775)
吉田 裕司 滋賀大学, 経済学部, 教授 (40309737)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 集団行動バイアス / 行動ファイナンス / 外国為替市場 / 人工市場 / 高頻度データ / ボラティリティ / 人口市場 / リミットオーダー / キャンセレーション / 市場の取引特性 / 投資行動バイアス / 心理学実験 / 社会行動バイアス / 市場の効率性 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
我々の人工市場においては以下の三つの行動バイアスを想定したエージェントを作成した。① Most trading policy、② Best trading policy、③ Hub trading policyである。このそれぞれに追随するとする集団行動バイアスが存在する場合とそうでない場合の、取引価格の変動特性を比較することで、集団行動バイアスの影響を分析した。集団行動バイアスは市場の安定性には負の影響、すなわち市場の不安定性を増加させることが明らかとなった。また、上記①による集団行動バイアスの発生確率が最高であり、②の集団行動バイアスが市場の不安定性を最も増加させることが明らかとなった。
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