研究課題/領域番号 |
26285090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
根来 龍之 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (70189364)
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研究分担者 |
國領 二郎 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (00255580)
木村 誠 長野大学, 企業情報学部, 教授 (40367420)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 経営情報学 / レイヤー戦略論 / プラットフォーム / エコシステム / バリューチェーン / プラットフォームビジネス / 経営アーキテクチャ / SD / 意図せざる結果 / 経営情報 / レイヤー構造化 / 産業構造変化 / レイヤー構造 / シェアリング / ゲーム / ネットワーク効果 / 競争戦略 / ゲーム産業 / ビジネスモデル / ゲーム製品 / ビッグデータ / IoT / システムダイナミックス / 自動車産業 / ゲームビジネス / ネット企業 / レジリエント / resiliency / ダイナミック・ケイパビリティ |
研究成果の概要 |
本研究は、レイヤー戦略論の展開を目的にするものであった。レイヤー(構造)とは、階層構造を持つ製品・サービスあるいは産業構造を差す概念であり、レイヤー戦略論は情報通信技術(ICT)進展によるデジタルコンテンツ流通や端末機器のコモディティ化等が促進する産業構造の変化および事業者間協働形態の変化を捉えるものとして構想されている。本研究は、決済ビジネス、ゲームビジネス、デジタル系ハードウェア製品、地域情報化に関する事例研究によって進められた。全体として、プラットフォーム戦略とエコシステム論の一定の統合が進められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レイヤー戦略論は、20世紀および21世紀初頭の経営戦略論であるバリューチェーン論、プラットフォーム論、エコシステム論の統合を試みるものである。学術的には、本研究は、日本人研究者による独創的な理論構築を発展させるものである。同時に、アメリカ経営学におけるモジュラー戦略論、2-sided プラットフォーム論とエコシステム論を吸収することでグローバルに通用する理論を確立、発信していくものである。実務的には、レイヤーという視点を持って、複数種類の製品・サービスおよび事業プロセスの相互依存関係を鳥瞰した分析と設計を用いた方策の策定を目指すものであり、日本産業の今後の発展に貢献するものである。
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