研究課題/領域番号 |
26285114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
松薗 祐子 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (00164799)
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研究分担者 |
佐藤 彰彦 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (00634974)
山本 早苗 常葉大学, 社会環境学部, 准教授 (40441175)
松井 克浩 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50238929)
菅 磨志保 関西大学, 社会安全学部, 准教授 (60360848)
後藤 範章 日本大学, 文理学部, 教授 (70205607)
山本 薫子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (70335777)
山下 祐介 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (90253369)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 原発災害 / 広域避難 / コミュニティ / 地域再生 / 復興 / 支援 / 原発避難 / 災害 / 生活再編 / 中間組織 |
研究成果の概要 |
本研究では原発事故による広域避難者の生活再編を、避難者が避難元コミュニティと避難先コミュニティの中で揺れ動くプロセスとして分析した。避難者が生活空間から遊離してもなお、元々の諸関係と関わりを持ち続けている状態を「空間なきコミュニティ」と捉えた。 この7年間、避難者は避難先において避難元コミュニティでの諸関係を保持しながら、さまざまな支援を活用し生活の安定化を図ってきた。広域、長期避難により「空間なきコミュニティ」の意味内容は、「関係性の喪失と再生」から「地域再生に向けての関係性」へと変化し、支援者との関係も変容した。彼らのゆらぎと復興政策のミスマッチは、避難者の分断をさらに深刻なものにする。
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