研究課題/領域番号 |
26285121
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
伊藤 守 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30232474)
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研究分担者 |
水嶋 一憲 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (20319578)
毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
阿部 潔 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90242156)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 情報 / ソーシャルメディア / 情動 / コミュニケーション資本主義 / 公共性 / 分人化 / affective network / 公共性の変容 / 情報の価値 / 政治的公共性 / デジタルメディア / ナショナリズム / メディア / 準安定 / 言論空間 / 情動的政治 / ソーシャル・メディア |
研究成果の概要 |
本研究の狙いは、ソーシャルメディアの登場以降の言論空間の変容を明らかにすることにある。従来、新聞やテレビが社会的な言論の生産と流通を担ってきた。しかし、一般の市民が自由に意見を発信できるメディア環境が構成されることで、言論空間の構造が大きく変容したと考えられるからである。 研究から、モバイルメディアというソーシャルメディアのマテリアルな特性がユーザーの身体とより深くつながり、情動を触発する「情動的ネットワーク」となっていること、情報が「交換価値」として同じ価値をもつために、フェイクニュース、噂、感情すらも情報として拡散できる環境が公共的空間に対する負のインパクトを与えていることを指摘した。
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