研究課題/領域番号 |
26285140
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
松田 亮三 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (20260812)
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研究分担者 |
加藤 雅俊 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (10543514)
深澤 敦 立命館大学, 産業社会学部, 授業担当講師 (40288618)
鎮目 真人 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (50285508)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 社会保障 / 公私ミックス / 混合研究法 / 福祉国家 / 年金 / 医療 / 介護 / 社会リスク / 混合研究 / 家族 / 社会政策 / 家族給付 / 家族福祉 / 量質混合方法 |
研究成果の概要 |
この研究では、1980年代から2010年代までの社会保障の各領域(年金、医療、介護、家族支援など)における公と私の関係の変化について、各領域においてまた国々において多様な組み合わせがあること、そしてそれが近年複雑性を増しつつ変化していることを、示した。また、特に日本においては、制度の安定性が図られる一方で、雇用・就労の変化、長寿化などの住民生活の変化により生じる新しいリスクに対応する新しい公私の関係のあり方を構築することが課題となっていることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会保障のあり方を考える上で、個人・家族の生活(私的な領域)と年金・医療・介護などの政府がつくる制度(公的な領域)との関係をどう設計するかは、生活の安定化を図る上で重要である。この研究では、このような仕組みがどのように出来ているかを学術的に明らかにするとともに、この関係をどう設計するかについて設計する基本的な考え方、日本の特徴などを明らかにした。これらの内容は、社会保障などをめぐる社会の議論に貢献することが期待される。
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