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身体知としての「参与しつつの観察」に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 26285146
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関九州大学

研究代表者

南 博文  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (20192362)

研究分担者 澤田 英三  安田女子大学, その他部局等, 教授 (00215914)
坂元 一光  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (20150386)
濱田 裕子  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60285541)
佐々木 玲仁  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (70411121)
藤枝 守  九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (80346858)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
キーワードフィールドワーク / 参与しつつの観察 / 初期過程 / 身体知 / 指標 / 文化 / 微視発生過程 / 指標(インデックス) / フィールドエントリー / 場への参入の深度 / 社会心理学
研究成果の概要

本研究は、フィールドワーク初期の「場そのものが観察者に現れてくる」過程で、初学者と熟練者との間でどのような身体知の差異があるかを、現場に「入れている」状態を記述する行動特性を指標として抽出する事によって明らかにする事を目的とした。3年間の理論的および実証分析を通して1)居場所の安定性(フィールド内に自分の場ができ、自己の立ち位置、現場での暗黙の動き方、居方などに関する微視発生)、2)主体のシフト(聞き取りにおいて、こちらではなくあちら側が背景と共に聴けるようになる)、3)臨界を超える(「一通り分かる」を越えた理解と「いったん巻き込まれ」ながら自己の異人性を意識する)という段階性が見いだされた。

報告書

(4件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2017 2016 2015 2014

すべて 雑誌論文 (5件) (うち謝辞記載あり 3件、 査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] フィールドワーク初期に展開する研究者心理の微視発生に関する一考察Ⅱ:深化の指標と理解の変化2017

    • 著者名/発表者名
      澤田英三
    • 雑誌名

      安田女子大学大学院紀要

      巻: 22 ページ: 119-135

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 参与の周縁-庄内黒川能調査をめぐる自己言及的覚書-2017

    • 著者名/発表者名
      坂元一光
    • 雑誌名

      九州大学大学院教育学研究紀要

      巻: 第19号 ページ: 1-18

    • NAID

      120006323675

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 体得のフィールドワーク2015

    • 著者名/発表者名
      坂元一光・翁文静・宮本聡・金子真紀
    • 雑誌名

      国際教育文化研究

      巻: 15 ページ: 1-21

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 変化を生きる農民能-黒川能と新開能の今日的継承-2015

    • 著者名/発表者名
      坂元一光, 宮本 聡
    • 雑誌名

      九州大学大学院教育学研究紀要

      巻: 17号 ページ: 1-21

    • NAID

      120005619505

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [雑誌論文] 愛でる身体と作る身体-柳川の伝統手芸活動における技術的実践-2014

    • 著者名/発表者名
      坂元一光
    • 雑誌名

      国際教育文化研究

      巻: 第14号 ページ: 1-13

    • NAID

      40020203155

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 書く〈からだ〉の生成2015

    • 著者名/発表者名
      南博文
    • 学会等名
      日本質的心理学会第 12 回大会
    • 発表場所
      宮城教育大学(宮城県仙台市)
    • 年月日
      2015-10-04
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] フィールド内で自分らしくあれる場ができること2015

    • 著者名/発表者名
      澤田英三
    • 学会等名
      日本質的心理学会第 12 回大会
    • 発表場所
      宮城教育大学(宮城県仙台市)
    • 年月日
      2015-10-04
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 看護学生が隣地実習の現場に身を置くということ2015

    • 著者名/発表者名
      濱田裕子
    • 学会等名
      日本質的心理学会第 12 回大会
    • 発表場所
      宮城教育大学(宮城県仙台市)
    • 年月日
      2015-10-04
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] スピリチュアリティと芸術・芸能2016

    • 著者名/発表者名
      鎌田 東二 (編著), 藤枝 守, 佐々木 健一, 高橋 巌, 篠原 資明, 梅原 賢一郎, 柿沼 敏江, 龍村 あや子, 中島 那奈子
    • 総ページ数
      244
    • 出版者
      ビイング・ネット・プレス
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] 都市理解のワークショップ2015

    • 著者名/発表者名
      九州大学大学院アーバンデザイン学コース
    • 総ページ数
      205
    • 出版者
      九州大学出版会
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] 都市理解のワークショップー商店街から都市を読む2015

    • 著者名/発表者名
      九州大学大学院アーバンデザイン学コース
    • 総ページ数
      207
    • 出版者
      九州大学出版会
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2018-03-22  

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