研究課題/領域番号 |
26285185
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
木村 育恵 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50447504)
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研究分担者 |
河野 銀子 山形大学, 教育文化学部, 教授 (10282196)
田口 久美子 和洋女子大学, その他部局等, 教授 (40275110)
池上 徹 関西福祉科学大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (30333264)
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研究協力者 |
村上 郷子
井上 いずみ
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 学校管理職登用システム / 公立高校 / ジェンダー / 女性管理職 / キャリア形成 / 一任システム / 見定め / ミドルリーダー / 「一任システム」 / 「見定め」 |
研究成果の概要 |
本研究では、公立高校学校管理職登用に男女比率の違いをもたらす要因を探ることを目的に、異動希望を一任する中で管理職となっていく「一任システム」における教員のキャリア形成の実態に迫った。 都道府県を学校数と女性校長比率をもとにタイプ別に分類し、県立学校人事関係者らへのインタビュー調査によって管理職登用の実態を検証した。その結果、女性校長高率県では、ミドルリーダー育成の機会を工夫し、校長推薦を管理職選考に組み込むなど、教育行政が女性候補者を掘り起こす策を講じ、女性が進退を一任しやすい仕組みを模索していた。他方、女性校長低率県では、選考試験の多くが公募制受験であり、教育行政に特段の取り組みはなかった。
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