研究課題/領域番号 |
26285189
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 彰浩 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (60193471)
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研究分担者 |
阿曽沼 明裕 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (80261759)
村澤 昌崇 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (00284224)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 研究大学 / アメリカ合衆国 / 州 / 機能分化 / 高等教育機関 / 大学財政 / 大学組織 / 政策 / 州立大学 / 研究生産性 / アメリカ高等教育 / 大学経営 / 大学 / 州高等教育システム / 高等教育 / 公立高等教育 / 階層性 |
研究成果の概要 |
第1に、訪問調査によって、機能分化した州の高等教育システムにおいて研究大学の存立に州が果たす積極的あるいは限定的な役割についての知見が得られた。第2に個別大学データベースIPEDSなどのデータを使って機能分化のマクロな構造や要因を検討し、カリフォルニア州などのケースについて規模、範囲、教育研究環境、経済的基盤などについての機能分化の実態とその背景を明らかにした。第3に研究大学の形成の歴史分析によって、いくつかの州における州立高等教育セクターの機能分化の文脈依存性を明らかにした。第4に本研究課題の遂行に必要な、高度な統計分析の検討とその応用可能性を探索した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
米国の機能分化した州の高等教育システムにおける研究大学の存立要因を、数多くの州・大学に関する訪問調査・資料調査によって政府の役割、市場、歴史的文脈などから検討した点に意義があり、長期的な視野に立って日本の研究大学を組織的あるいは財政的に支える社会的な基盤を構築するための基礎的な知見を提供するであろう。
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