研究課題/領域番号 |
26285208
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
原島 恒夫 筑波大学, 人間系, 教授 (70262219)
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研究分担者 |
小渕 千絵 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (30348099)
田中 慶太 東京電機大学, 理工学部, 准教授 (10366403)
小林 優子 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (40594411)
宮本 信也 白百合女子大学, 人間総合学部, 教授 (60251005)
加藤 靖佳 筑波大学, 人間系, 准教授 (10233826)
鄭 仁豪 筑波大学, 人間系, 教授 (80265529)
左藤 敦子 筑波大学, 人間系, 准教授 (90503699)
大六 一志 筑波大学, 人間系, 教授 (10251323)
四日市 章 筑波大学, 人間系, 教授 (20230823)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 聴覚障害 / インクルーシブ教育 / 高度医療時代 / 聴覚障害教育 / 高度医療 / インクルーシブ / 難聴学級 / 逆インテグレーション / 人工内耳 / 聴覚情報処理障害 / 高度医療社会 / 新生児聴覚スクリーニング |
研究成果の概要 |
本研究では、海外先進諸国(独国、仏国、米国)におけるインクルーシブ教育に関する実地調査を行った。また国内では、医療機関側と教育機関側における「連携」に関する調査、通級指導教室(難聴・言語障害)と特別支援学校(聴覚障害)における連携についての調査、難聴学級経験者へのインタビュー調査、特別支援学校(聴覚障害)におけるコミュニケーション方法に関する調査などを行った。 その結果、海外におけるユニークな聴覚障害インクルーシブ教育実践および我が国における聴覚障害インクルーシブ教育の緒課題が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義としては、インクルーシブの概念が各国の実情および障害者の実態やニーズに合わせ、現実的かつ柔軟なユニークな実践が既になされていたということがあげられる。例えば、独国においては、聾学校に言語学習課題をもつ健聴者を逆統合していたこと、仏国においては、健聴児童にも覚えやすいキュードスピーチを活用して難聴児とのコミュニケーションを実現していたことなどである。 社会的意義としては、我が国の現状において、医療機関側と教育機関側との意識のずれなどが課題としてあげられ、また、難聴児のニーズについても当事者の意識や考え方に配慮する必要性などが示唆された。
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