研究課題/領域番号 |
26286002
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造化学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
水野 元博 金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (70251915)
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研究分担者 |
井田 朋智 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (30345607)
大橋 竜太郎 金沢大学, 物質化学系, 助教 (50533577)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | ナノ構造化学 / プロトン伝導体 / 固体NMR / 分子運動 / 水素結合 / 高分子 / 複合材料・物性 / 高分子構造・物性 / 物性実験 / 燃料電池 |
研究成果の概要 |
本研究ではプロトン伝導性有機結晶や高分子複合体について、物質内部の局所構造解析を行い、プロトン伝導のメカニズムの解明を行った。得られた局所構造やプロトン伝導メカニズムの情報を物質設計に取り入れることで、更に高いプロトン伝導性を示す材料開発を目指した。イミダゾールを用いたプロトン伝導物質においては、イミダゾールの等方回転運動がプロトン伝導の重要な役割を果たすことが分かった。そこで、イミダゾールの等方回転運動を高精度で解析できる重水素NMRスペクトルのシミュレーション解析法を開発した。イミダゾールの運動性を向上させる試料調製により、試料のプロトン伝導性を向上させることに成功した。
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