研究課題
基盤研究(B)
配向カーボンナノチューブ(CNT)を電気分解電極に活用し、液中でμm~nmサイズの微小気泡を選択的位置かつサイズ制御しながら発生・保持させられる機構の創成に取り組んだ。作製したCNT-樹脂複合シートを用いたナノバブルのサイズ制御法が確立され、気泡1個レベルのピンニング現象観測など基礎特性解明に繋がる成果を得た。パターニングCNTを電極に用いた結果、10~200μmの厳密にサイズ制御したマイクロバブルを発生・配列させ,従来の10倍以上長時間保持できることを実証した。また、CNTの濡れ性について実験により詳細に解明した他、微小気泡発生機構の応用としてヤモリテープの水中利用の可能性を拓く成果を得た。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
Langmuir
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Microscopy
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http://www.camt.eng.osaka-u.ac.jp/pdf/camtar_2016.pdf