研究課題/領域番号 |
26286041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 (2015-2016) 独立行政法人理化学研究所 (2014) |
研究代表者 |
AN TOSHU (安東秀 / AN TOSHU(安東秀)) 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70500031)
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連携研究者 |
齊藤 英治 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (80338251)
金 有珠 独立行政法人理化学研究所, 主任研究員 (50373296)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | スピンエレクトロニクス / 熱工学 / 排熱利用 / エネルギー効率 / 磁性 / エネルギー効率化 / スピン波 / 磁気共鳴 / 赤外線カメラ / スピントロニクス / スピンホール効果 |
研究成果の概要 |
先ず、スピン波熱移送効果の原理の解明に取り組み、イットリウム鉄ガーネット(YIG)磁性体試料において励起スピン波の周波数依存性を観測した。励起スピン波において、低周波数では試料端でのスピン波熱移送効果が観測されるが、高周波数ではより試料内側に効果がシフトして観測されることを明らかにした。続いてスピンホール効果によるスピン波熱移送効果の制御を試みた。YIG試料上に製膜されたプラチナ薄膜やタングステン薄膜へ電流を印加し、スピンホール効果によるスピン注入による熱移送量の変調に起因する可能性のある温度の変調信号を赤外線カメラにより観測することに成功した。
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