研究課題/領域番号 |
26286059
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
|
研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
杉田 篤史 静岡大学, 工学部, 准教授 (20334956)
|
研究分担者 |
間瀬 暢之 静岡大学, 工学部, 教授 (40313936)
川田 善正 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (70221900)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
|
キーワード | 非線形光学 / 金属ナノ粒子 / 表面プラズモン / 非線形光学ポリマー / フェムト秒分光 / 量子エレクトロニクス / 光スイッチ / 光物性 / ナノ光工学 / 応用工学・量子光工学 / 表面・界面物性 / 光源技術 |
研究成果の概要 |
表面プラズモン共鳴励起した三角柱状金ナノ粒子の超高速非線形光学現象について研究した。偏光分解散乱及び第二高調波分光より、金ナノ三角柱の線形及び二次非線形光学応答は等方的であることを示した。この結果は系の対称性に課せられた要請を満たすものであった。また、粒子表面に非線形光学ポリマーを積層し、非線形性を増強することにも成功した。更に周波数分解時間ゲート法により時定数~10fsのプラズモン分極の位相緩和を実時間分解した。この研究で開発した非線形光学ポリマー/金属ナノ三角柱複合システムは、将来サブ波長空間で全光操作可能な超高速非線形ナノ光素子へと技術展開可能であることを示した。
|