研究課題/領域番号 |
26286089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
島 伸一郎 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (70415983)
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研究分担者 |
佐藤 陽祐 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (10633505)
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連携研究者 |
富田 浩文 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, チームリーダー (00399578)
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研究協力者 |
Arabas Sylwester AETHON, H2020 SME Innovation Associate
Grabowski Wojciech W. NCAR, Senior Scientist
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 雲微物理学 / 気象学 / 超水滴法 / 高性能計算(HPC) / 計算科学 / エアロゾル・雲相互作用 / 大気現象 / 雲微物理 / エアロゾロル・雲相互作用 / 高性能計算 (HPC) |
研究成果の概要 |
エクサスケールスパコンの時代の到来を見据え、超水滴法という雲の微視的ふるまいを原理的法則に基づいて高速に計算することができる革新的な数値計算手法を、さらに高度化した。雲の中では氷晶・あられ・ひょう・雪片などの多様な形態の氷粒子が形成される。これらを扱えるように超水滴法を拡張した結果、積乱雲の中で氷粒子の形状が変化する様を直接的に計算できるようになった。また、水雲の数値的研究も進めた。特に、貿易風帯の積雲群を正確に数値計算するためには10m程度の格子サイズが必要であることを示し、その理由も明らかにした。雲と乱流の相互作用などに着目し、モデルをさらに高速化する方法についても検討した。
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