研究課題/領域番号 |
26287060
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
|
研究機関 | 公益財団法人豊田理化学研究所 (2015-2016) 東京大学 (2014) |
研究代表者 |
末元 徹 公益財団法人豊田理化学研究所, フェロー事業部, フェロー (50134052)
|
研究分担者 |
板谷 治郎 東京大学, 物性研究所, 准教授 (50321724)
中嶋 誠 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センタ, 准教授 (40361662)
渡邊 浩 大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (50625316)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
|
キーワード | 光物性 / テラヘルツ / スピン制御 / オルソフェライト / メタマテリアル / スピン再配列転移 / スピン |
研究成果の概要 |
これまで利用が進んでいなかったテラヘルツ電磁波の磁場成分を活用して、スピンの制御と非線形効果の発現に関する実験的研究を行った。その結果、分割リング型のメタマテリアルにおいて、近接場効果によって約10倍の磁場増強効果があることを実証した。 この増強磁場と近赤外パルスによる励起を組み合わせることによって、エルビウムオルソフェライトにおいて巨視的な磁化を発生させることに成功した。また、これまでにない長寿命のスピン歳差運動を発見し、その時間波形の試料形状依存性から、多数の固有モードが同時励起されていることを示した。これらの結果は、超高速磁気記録やスピントロニクスの進展に寄与するものと期待される。
|