研究課題/領域番号 |
26287067
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
是枝 聡肇 立命館大学, 理工学部, 教授 (40323878)
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研究分担者 |
藤井 康裕 立命館大学, 理工学部, 助教 (50432050)
野竹 孝志 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, 研究員 (70413995)
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研究協力者 |
南出 泰亜 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, 研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 第二音波 / テラヘルツ波 / ソフトモード / 量子常誘電体 / 強誘電体 / フォノン / 誘電体物性 / 強誘電性 / 光源開発 |
研究成果の概要 |
熱は本質的には波動としての性質を示すものであり,多くの場合に観測される拡散的な熱輸送は熱波動が摩擦によって強く減衰を受けている状態である.本研究では量子常誘電体における熱の波動をパルスレーザーによってコヒーレントに励振することに成功した.また,純光学的な操作によって,熱波動の周波数や干渉パターンなどの波動制御を実現できた.さらに,熱波動の存在に本質的な寄与をする強誘電的赤外活性フォノンモード(いわゆるソフトモード)を,高強度のテラヘルツ波レーザーによって励振することに成功した.
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