研究課題/領域番号 |
26287084
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
池上 弘樹 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 専任研究員 (70313161)
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研究分担者 |
石黒 亮輔 日本女子大学, 理学部, 准教授 (40433312)
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連携研究者 |
佐藤 大輔 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 協力研究員 (00709363)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 超流動ヘリウム3 / 時間反転対称性の破れ / カイラリティ / 巨視的量子現象 / 超低温 / 量子凝縮 / 巨視的増幅 / クーパー対 |
研究成果の概要 |
超流動3HeのA相では、クーパー対が3Heという中性原子で構成されているにも関わらず、磁場と軌道角運動量の間に微弱な相互作用が生じ、マクロな性質に影響を及ぼす可能性がある。この現象の検証を行うため、超低温高磁場冷凍機と実験セルの整備を行った。 これと同時に、3He-4He混合液表面に出来る3He薄膜の研究を行った。この3He薄膜では、上下の面はきれいな表面であるため、明確な検証実験が可能と考えられる。この3He薄膜の性質の解明のため、3He-4He混合液上の電子の移動度測定を行った。移動度の詳細な解析により、3He準粒子は表面で3He薄膜との間で異常な散乱をしている事が明らかになった。
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