研究課題/領域番号 |
26287087
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小川 哲生 大阪大学, 理学研究科, 教授 (50211123)
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研究分担者 |
馬場 基彰 大阪大学, 基礎工学研究科, 招へい教員 (30647970)
弓削 達郎 静岡大学, 理学部, 助教 (70547380)
山口 真 東海大学, 理学部, 講師 (40733895)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | マクロ量子論 / 非平衡 / 量子熱機関 / 非平衡開放系 / 量子凝縮 / 量子コヒーレンス / レーザー / 超強結合量子系 / 共振器QED / 超強結合系 |
研究成果の概要 |
非平衡複合系での多彩な量子現象を記述するマクロ量子論の構築を目標に研究を行い、一般論・具体論の両面から様々な成果を得た。主要な具体的成果は次の通りである。(1) 半導体励起子発光寿命におけるコヒーレンス(ポラリトン)形成の新描像の提唱、(2) 熱平衡相転移と非平衡凝縮現象の両方が起こる超伝導回路系の発見、(3) BEC-BCS-LASERクロスオーバーを記述する時間領域理論の構築、(4) 結合共振器QEDアレイ系での非平衡プラトー現象の発見、(5) 共振器QED系の放射光エネルギーを仕事と熱へ分ける方法の構築、(6) マクロ量子系としての断熱量子計算機の量子性と計算効率との関係
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