研究課題
基盤研究(B)
タンパク質中の活性部位に生じた余剰エネルギーは、活性部位から周囲のタンパク質部分へと伝わり、タンパク質内の散逸する。われわれは、アンチストークスラマンバンド強度が余剰エネルギーの大きさを反映することを利用して、ヘムタンパク質中のエネルギー散逸過程を観測することに成功した。ミオグロビンの変異体について、アミノ酸残基単位でエネルギーを流れを観測し、タンパク質のエネルギー伝搬において、原子間接触が重要な因子であることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 9件、 招待講演 12件) 備考 (3件)
J. Phys. Chem. Lett.
巻: 7 号: 11 ページ: 1950-1954
10.1021/acs.jpclett.6b00785
巻: 5 ページ: 3269-3273
http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/mizutani/index-jp.html