研究課題/領域番号 |
26288016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
久保 孝史 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60324745)
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研究分担者 |
中野 雅由 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80252568)
鎌田 賢司 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (90356816)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | グラフェン / 二次元ポリマー / 芳香族化合物 / 三回対称 / ディラック点 / エッジ状態 / 芳香族分子 / 電子スピン / 二次元構造 |
研究成果の概要 |
グラフェンが持つ「エッジ状態」と「ディラック点」という2つの大きな電子的特徴を、化学合成したモデル分子を用いて分子レベルで理解し、その特徴的電子構造に由来する特異な電子物性を解明するのが本研究の目的である。エッジ状態の研究については、芳香族環とアセチレンを組み合わせて主骨格を形成し、最後にコブ領域を埋めてジグザグ端を形成する反応の開発に成功した。またディラック点については、新たな三回対称性分子の合成と二次元集積化を試み、実際に二次元ハニカム格子の形成に成功した。また、3枚の羽根の間で起きる電子移動反応の速度を正確に調べることも行い、集積体における電子移動速度を決定する手掛かりとなる情報を得た。
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