研究課題/領域番号 |
26288055
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
四方 俊幸 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (10178858)
|
研究分担者 |
田中 文彦 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (50107695)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
|
キーワード | テラヘルツ分光 / 水溶性高分子 / 親水性基 / 中間親水性基 / 誘電スペクトル / 水和 / 水素結合 / 高分子物性 / 水和・溶媒和 / 高分子構造・物性 / 溶媒和 / 回転緩和 |
研究成果の概要 |
周波数帯域1M~3THzの誘電スペクトル測定システムを構築した。親水性高分子水溶液の誘電スペクトルでは、水素結合のないダングリング水酸基をもつ水分子の緩和が、濃度増加に伴い減少した。一方、水和に起因する緩和が新たに観察され、その強度を増した。水分子のダングリング水酸基を親水性基に水素結合させることで、水和が生じることが明らかになった。 水溶液中でニトロ基やシアノ基の近傍に偏在する水分子の水酸基は、双極子-双極子相互作用は生じるものの、官能基との間に水素結合を形成せず、ダングリング水酸基になることが分かった。これの官能基は親水性と疎水性の中間の性質を有するので、中間親水性基に分類した。
|