研究課題/領域番号 |
26288065
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
角田 欣一 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (30175468)
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研究分担者 |
堀田 弘樹 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (80397603)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | エレクトロスプレーイオン化質量分析法 / オキソ酸イオン / イオンクロマトグラフィー / 電気透析 / 脱塩装置 / 質量分析 / 無機微量分析 / オキソ酸 / エレクトロスプレーイオン化質量分析計 / カルボン酸化合物 / 脱水縮合反応 / 定量分析 |
研究成果の概要 |
エレクトロスプレーイオン化質量分析法のインターフェース部で起こるカルボン酸と多くの無機オキソ酸イオンとの脱水縮合反応の生成物が、強いMass信号を与えることを見出した。本研究では、この新しい現象を利用する「反応ESIMS」を提案するとともに、それを利用する金属元素および半金属元素の無機オキソ酸の新たな定量法を開発した。さらに、各種クロマトグラフィー、電気透析に基づく脱塩装置などの前処理法とのシステム化を計り実用的な無機オキソ酸分析法を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エレクトロスプレーイオン化質量分析法(ESIMS)は、液体クロマトグラフィー(LC)と結合したLC/MSに応用され、生化学分析や有機微量分析において、現在、大変有力な分析方法となっているが、無機イオンの微量定量分析への応用研究は、極めて限られていた。申請者らのこれまでの研究および本研究により、ESIMSによる金属イオン、ハロゲン化物イオン、そしてオキソ酸イオンなど、ほとんどの無機イオンの実用的な定量法が開発された。これらの研究は、今後のESIMSの本分野への本格的応用へ道を開く研究と考えられる。
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