研究課題/領域番号 |
26288100
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
北野 博巳 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), シニアアドバイザー (40115829)
|
連携研究者 |
中路 正 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 准教授 (10543217)
源明 誠 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 准教授 (70334711)
野口 秀典 独立行政法人物質・材料研究機構, エネルギー・環境材料研究拠点, 主席研究員 (60374188)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
|
キーワード | 水分子の配向 / 電荷中和 / 高分子イオンコンプレックス / 双性イオン型高分子 / 両性高分子 / 和周波発生法 / 蛍光相関分光法 / 和周波発生報 / 高分子コンプレックス / 天然高分子 / 高分子-水界面 / 生体適合性高分子 / 生体物質挙動 / 振動分光法 / 生体適合性 / 水の構造 / 高分子表面 |
研究成果の概要 |
当該研究課題では、高分子材料-水界面の水分子の動態評価により、生体適合性の発現機序を解明できるのではないかという考えの基、高分子表面の水分子の挙動について階層的に調査するとともに、そこでの知見を踏まえ、生体に優しい材料の創製に関する研究を進めてきた。その結果、抗血栓性材料に含まれる水の低温再結晶化が、収着した水分子の拡散機構に支配されていること、また、「材料の生体適合性」と「材料-水界面の水の構造を乱さないこと」には強い相関があることを立証した。それらの知見を踏まえ、高分子被覆による「生体物質のパターニング材料の創製」「骨再生材料の高機能化」「生体適合性ゲル材料の創製」に関する成果を挙げた。
|