研究課題/領域番号 |
26289027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
張 賀東 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (80345925)
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研究分担者 |
三矢 保永 公益財団法人名古屋産業科学研究所, 研究部, 上席研究員 (10200065)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | トライボロジー / マイクロ・ナノデバイス / 磁気記録 / 薄膜潤滑 |
研究成果の概要 |
微小な摺動すきまにおける薄膜潤滑技術の確立に向けて,フォトマスクを介した紫外線照射によりナノ厚さ液体膜に微細な機能性凹凸パターンを付与する方法を提案し,その有効性を確認した.本研究では,これまでに開発してきた計測装置および粗視化分子シミュレーション法を一層高機能化し,ナノ厚さ液体膜のトライボ特性について,高精度な評価・解析を可能とした.実験とシミュレーションの結果から,摺動方向と平行なパターンより直交するパターンのほうが摩擦力が小さく,減耗した箇所の膜修復が速いことなど,パターンの形状や寸法がナノ厚さ液体膜のトライボ特性に与える効果を明らかにし,そのメカニズムに関しても重要な知見を得た.
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