研究課題/領域番号 |
26289028
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 兵庫県立大学 (2017) 岡山大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
木之下 博 兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (50362760)
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研究分担者 |
仁科 勇太 岡山大学, 異分野融合先端研究コア, 准教授 (50585940)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 酸化グラフェン / トライボロジー / 添加剤 / 摩擦 / 摩耗 / 潤滑油 / 水潤滑 / イオン液体 / PAO / エステル / ナノ材料 / ナノコンタクト / 添加材 |
研究成果の概要 |
酸化グラフェンは, 1層のグラファイト構造でサイズは数μm以上に達する.特異な点として,非常に多くの酸素官能基を有する.本研究では、酸化グラフェンを水、イオン液体、潤滑油に分散してトライボロジー特性を調べた.その結果,水分散で得られた非常に低い摩擦係数は、トライボフィルムの形成と摺動面に酸化グラフェンが存在することとの協調効果で達成されることが示唆された.イオン液体に分散した時は,若干の摩擦係数低減効果が見られた.さらに添加によってイオン液の腐食摩耗は抑えられたが,酸化グラフェンの添加濃度が高いと摩耗が大きくなった.潤滑油への添加ではアニオン系界面活性剤を用いることで潤滑性が向上した.
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