研究課題/領域番号 |
26289048
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
河野 正道 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50311634)
|
研究分担者 |
塩見 淳一郎 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40451786)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
|
キーワード | ナノカーボン / 相変化材料 / 熱伝導率 / グラフェン / 熱交換器 / 熱物性 / エネルギー貯蔵 / カーボンナノチューブ / カーボンナノホーン |
研究成果の概要 |
材料のナノ構造と熱輸送機構の相関を理解し,所望の熱伝導率を持つ材料を設計・創製することを最終的な目的として,系統的にグラフェン・ナノプレートレット(GnP),多層カーボンナノチューブ(MWCNT)と単層カーボンナノホーン(SWCNH)を相変化材料に添加し,熱伝導率向上効果を検討した.GnP,MWCNT,SWCNHを1vol%相変化材料に添加した際の熱伝導率の増加はそれぞれ120 %, 70 %, 25 %であり,ナノカーボン添加による熱伝導率向上効果はGnPの場合が最も高くなった.ナノカーボンの形状・熱伝導率に加え,母材との界面熱抵抗が複合材料の熱伝導率に大きく影響することが分かった.
|