研究課題/領域番号 |
26289092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
鄭 旭光 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40236063)
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研究分担者 |
真木 一 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10359945)
山内 一宏 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任助教 (60444395)
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研究協力者 |
孟 冬冬
徐 興亮
山口 悟志
大藤 あゆみ
岡 優希
中庭 翔
柳瀬 拓哉
沼野 壮
湯浅 貴裕
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 水素原子量子効果 / 強誘電性 / 水酸塩化物 / マルチフェロ / 強誘電体 / 量子原子効果 / 幾何学的フラストレーション / 水素秩序 / 電子・電気材料 / 誘電体物性 / 量子エレクトロニクス / 新奇強誘電性 / 同位体効果 / 電気磁気材料 |
研究成果の概要 |
水酸塩化物は自由の女神像などにみられる銅緑であるCu2(OH)3Clを代表に、天然に広く存在する。近年我々はこれら水酸塩化物質群において、新規量子磁性及び磁気・格子と誘電性の普遍的な相関を見出し、中でも六方晶系のCo2(OD)3ClとCo2(OD)3Br両物質で強誘電性を発見した。本研究は、このマルチフェロ的と思われる強誘電性のメカニズム解明と一般への応用の可能性の開拓を目的に実施した。新奇強誘電性が水素原子の量子原子効果に深く関わっており、水素・重水素原子の臨界減速によることを解明した。また、薄膜化に成功し、強誘電膜として利用できることを示した。原理的に広範な物質へ応用できることも見出した。
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