研究課題
基盤研究(B)
カーボンナノチューブ、金属酸化物などナノ材料を用いた3次元ナノ集積回路システムの構築を行い、特に不揮発性メモリ集積回路に対して先駆的な研究を実施。低い書き換え電流、高い書き換え回数、高速な書き換えスピードを実現する駆動回路方式を提案するとともに、駆動回路に様々な電圧を供給する3次元電源回路システムおよび制御システムを提案。研究成果は集積回路分野で世界トップの論文誌であるIEEE Journal of Solid-State Circuitsなどに論文が掲載された。
本研究ではナノメートルサイズの新材料を、マクロに回路システムとして集積化する手法を提案し、実証した点で学術的意義は非常に高い。同時に本研究の成果は、サイバー空間とフィジカル空間(実空間)を融合させたSociety 5.0の社会システムを実現する上でカギとなる、エッジ・IoT端末からデータセンタのストレージサーバまで、IT機器の根幹となる基盤技術でもあり、社会への貢献のみならず、産業界(半導体業界・電機業界・IT業界・自動車業界等)への貢献も大きい。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (32件) (うち国際学会 12件、 招待講演 1件)
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