研究課題/領域番号 |
26289133
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
杉山 隆文 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70261865)
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研究分担者 |
志村 和紀 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60187474)
ヘンリー マイケル・ワード 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80586371)
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研究協力者 |
プロメンティリア マイケル De La Salle University
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | コンクリート / X線CT / 劣化機構 / 非破壊診断 / 透視技術 / 土木材料 / イメージング / コンクリート構造 / 検査診断 / 長寿命化 |
研究成果の概要 |
非破壊診断法としてX線CTに着目して、コンクリート構造体の内部状態を透視することで、変質の機構解明が一層進展することを示した。 コンクリート内部の異型鉄筋を、その節が明確なほど画像化できた。また、電食による腐食鉄筋の断面減少量を計算して、通電初期には断面の一部が腐食し、その後全断面に広がることを明らかにした。道路橋RC床版の下面よりコアを採取して、ひび割れ長さが増加するほど塩化物イオンは深部まで浸透するが、ひび割れ幅の影響は大きくないことを示した。さらに、炭酸化して通水を受けると、初期にポルトランダイトが消失して、やがて溶脱による骨材周辺がぜい弱化し、ペースト自体が流出することを示した。
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