研究課題
基盤研究(B)
風車の風応答解析の高精度化を目的として,実風車ブレードの先端の応答を,3次元運動解析ソフトを2台の高速度カメラで撮影した動画に用いて測定した.同時に,ドップラーライダーを用いて風車に作用する風速を高サンプリングで測定し,それを入力とした応答解析を,NRELが開発しているFASTを用いて実施した.対象は,駒井ハルテック富津工場内にあるKWT300である.キャリブレーションに風車自体のブレード先端を用いることにより,測定精度が向上した.しかしながら,ブレードに作用する変動空気力の空間相関が高い状況を模擬した解析を,想定していた方法では行えなかったことから,解析手法の高精度化は課題として残った.
すべて 2016 2015
すべて 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件)