研究課題/領域番号 |
26289174
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
Schmoecker J.D. (SCHMOECKER J.D.) 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70467017)
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研究分担者 |
倉内 文孝 岐阜大学, 工学部, 教授 (10263104)
福田 大輔 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (70334539)
柳沼 秀樹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70709485)
嶋本 寛 宮崎大学, 工学部, 准教授 (90464304)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | Public Transport / Fares / Assignment / Transport Policy / Network Design / public transport / fare structure / shortest path / non-additive link costs / electronic tickets / IC cards / Transport Planning / Transit / Fare Structure / Smart card data / Transit Assignment |
研究成果の概要 |
本研究の成果は以下の三点である。一つは、欧州都市交通機関との共同研究を通じて、公共交通運賃構造の変化が都市間に与える影響を調査し、最適で複雑な価格設定を目指す都市と価格の単純化を目指す都市との間に対立が生じることで、「公平な」運賃を決定することの難しさを示したことである。二つ目は、運賃体系を考慮した交通量配分手法を構築したことである。この手法は、運行間隔に基づいて運賃構造をモデル化できるものであり、既存の経路検索方法を改善することが可能となる。三つ目は、連続近似を用いることで、運賃制度がサービス水準に与える影響を示し、運賃を引き上げることで社会的便益が増加するとは限らないことを明らかにした。
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