研究課題/領域番号 |
26289182
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
原本 英司 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (00401141)
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研究分担者 |
岸田 直裕 国立保健医療科学院, 生活環境研究部, 主任研究官 (10533359)
端 昭彦 京都大学, 工学研究科, 日本学術振興会特別研究員 (70726306)
北島 正章 北海道大学, 工学研究院, 助教 (30777967)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | ウイルス / 濃縮法 / 糞便汚染源解析 / 健康関連微生物 / 土木環境システム / 水循環 |
研究成果の概要 |
本研究では,水道水源および水道水試料中のウイルスを効率的に検出可能な手法を開発することを目的とし,主にナノセラム陽電荷膜を用いた濃縮法を対象に研究を実施した。まず,ナノセラム陽電荷膜をウイルスと原虫の同時濃縮に適用することを考案し,モデル微生物として大腸菌ファージQβとカラーシードを添加した水試料を用い,濃縮操作に適した誘出液および誘出方法を検討した。次に,ナノセラム陽電荷膜法を植物ウイルスの濃縮にも適用するため,トウガラシ微斑ウイルスと大腸菌ファージMS2を用いた濃縮回収率の測定実験を実施した。本研究により,糞便汚染指標となるウイルスを効率的に検出するための手法を開発することに成功した。
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